滋賀県・近江八幡市・旧八幡郵便局

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【 概 要 】−この建物は大正10年(1921)に郵便局の局舎として建てられたもので、木造2階建、寄棟、桟瓦葺、設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズによって手掛けられています。ヴォーリズはアメリカ出身の建築家で、明治41年(1908)に京都で建築設計監督事務所を設立し、特に現在の近江八幡市に作品が多く「青い目の近江商人」の別称があります。太平洋戦後はマッカーサーと近衛文麿との仲介工作を行った事から「天皇を守ったアメリカ人」とも言われ昭和33年(1958)に近江八幡市名誉市民第1号に選定され、昭和39年(1964)には正五位に叙され、勲三等瑞宝章を受章しています。旧八幡郵便局は昭和36年で郵便局としての役割が終り、平成16年に保存運動により改修保存される事になり玄関のヴォールト屋根が復元されています。縦長の上げ下げ窓やファンライト風の意匠、軒の持ち送り、セグメンタルペディメントなど洋風建築の要素を取り入れたスペイン風にまとめ上げられています。
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