滋賀県・日吉大社・東本宮楼門

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【 概 要 】−東本宮楼門は天正年中(1573〜1592年)に建てられたもので観音寺詮舜が造営に尽力を尽くしたと伝えられています。入母屋、檜皮葺、三間一戸、楼門形式、2重垂木、三手先、構造体は朱色に塗られ、外壁は白漆喰で仕上げられ上層部には高欄が廻っています。桃山時代に建てられた楼門形式神門の遺構として大変貴重な存在で大正12年に国指定重要文化財に指定されています。東本宮は日吉大社の原型だった神社で、奈良時代に編纂された日本最古の歴史書である古事記によると 祭神である大山咋神(山末之大主神)が近淡海国(近江国=滋賀県)の日枝の山(比叡山)に鎮座していた事が記載され、崇神天皇7年(紀元前91年)に現在地に遷座しています。西本宮が創建したのは天智天皇7年(668)ですから750年以上の開きがあります。しかし、祭神は西本宮の大己貴神の方が格式が高かった為、楼門も心なしか西本宮の方が凝った造りになっています。
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